日本人の疲れを解決する抗疲労プロジェクト

多くの日本人が、慢性的に疲れを蓄積した状態にあります。

物事をなし得た後の達成感は、疲労感を軽減させます。

ですが、疲労そのものは、自分がやった作業に比例して、蓄積されていくのです。

 

ですから、疲れたという感覚がないうちに疲労がどんどんたまっていき、過労死するケースが非常に多いのです。

 

つまり、疲労というものを、主観ではなく客観的に計り、それを解決するための方策が必要となってくるのです。

 

このことについて研究し、実現化に向けて活動しているのが、抗疲労食薬開発プロジェクト、通称抗疲労プロジェクトです。

30億もの予算を立てて始まりました。

 

ごまかしではなく、根本から日本人の疲労を回復すべく、今も研究が続けられています。

薬のみならず、食品の分野でも開発が進んでいます。

 

抗疲労プロジェクトが具体的にどのようなことを目指しているのかというと、目には見えない疲労というものを、数値という目に見える形に表そうということなのです。

そして、疲労の数値化にとどまらず、疲労を確実に解消するための、薬や特定保健用食品を開発しようというのです。

 

この抗疲労プロジェクトに参加しているのは、どのような企業や団体なのでしょう。

 

まずは日本では名の知れた製薬企業や化学企業から9社。

そして食品企業7社に総合商社2社、合わせて18社が参加しています。

 

さらに、自治体からは大阪市が参加。

大阪市は、健康予防医療産業振興プロジェクトを進めているため、この抗疲労プロジェクトにも参加しているのです。

 

そして、専門的な研究を行う機関としては大学が挙げられますが、抗疲労プロジェクトには大阪市立大学など5大学が参加しています。

 

抗疲労プロジェクトでは、6つの疲労回復効果がある成分を発見。

これらの成分には、抗酸化物質であることがほとんどでした。

そして6つの成分のうち、最も抗酸化作用が強く、高い疲労回復効果を発揮するとわかったのが、鳥の胸の筋肉に存在するイミダペプチドという成分でした。

 

今ではこのイミダペプチドを、ドリンク状やサプリメント状にして、商品化するところにまで至っています。

 

抗疲労プロジェクトは実際に、日本人の疲れを解決する方法を生み出したのです。

そしてこれからも、様々な研究結果の応用を目指していくのです。

 

今後の、抗疲労プロジェクトからの発表も気になりますね。

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