クラミジアという性感染症を知っていますか

クラミジアという性感染症をご存じでしょうか。日本のクラミジア感染者は100万人を超えるとされ、国内で感染者数が最も多い性感染症とされています。

 

原因になるのはクラミジア・トラコマチスと呼ばれる微生物ですが、感染しても自覚症状に乏しいことが多いため、感染したことに気づかず保菌しつづけ、そのままパートナーにうつしてしまうというような場合も多くあります。

 

クラミジアは、感染者との粘膜同士の接触や、精液、腟分泌液を介して感染します。

 

クラミジアが怖いのは、クラミジアに感染していると他の性感染症にかかりやすくなってしまうという点です。たとえばエイズウイルスでは、感染が3倍~5倍にもなります。さらにクラミジアは自覚症状が乏しく感染に気づきにくいため治療をせず放置するケースが多く、症状が進行して不妊症になってしまったりもします。

 

特に女性の場合、クラミジアに感染しても自覚症状をまったく感じないことが多いために治療を受ける機会が減るという問題があります。クラミジアは進行すると卵管炎を起こして不妊になったり、子宮外妊娠を起こしたりする危険があります。感染状態でお産をすると赤ちゃんが結膜炎になったり肺炎を起こしたりする危険性も高まります。

 

自覚症状がないので難しいかもしれませんが、クラミジア感染が疑われる場合にはきちんと検査を受けることが大事です。妊婦の場合は、妊婦検診を受けることで出産時の母子感染を防ぐことができます。検査で早期に見つかれば治療もしやすいですし、なによりパートナーにうつさずにすむという利点があります。

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